管理人にとって、今回の解雇問題の痛手は大きくつらいものでした。
受け入れるのに時間もかかりました。しかし結論としてはこれからもメンバーは、自身の活動を
続けていくので、今まで以上に応援していこうという気持ちになっています。
ただその気持ちになるためには、いろいろなインタビューを聞いたり読んだりして、
起きたことを知って、納得しないときがすまない気分でした。
Aceサイドの問題として、金銭のことは大きかったのではないかと思います。
たとえばScotがツアーに同行する場合、スコットのスタッフも同行します。
他のメンバーにもそういうスタッフがそれぞれついていると思います。
Aceにもギターを管理するスタッフ、更にマーチャンダイズを仕切るスタッフ・・・。
これらを連れて日本まで来ることは出来なかった可能性が考えられます。
このラインナップで来日して欲しかったという意見を多く聞きましたが、
Gene Simmons Bandをレンタルすることで、可能になったともいえます。
Geneの東京でのVoltのイベントは結局キャンセルになりましたが、
オーストラリアでのGeneとのコラボツアー、VoltのイベントにAceが協力する等の経緯がなければ、
来日そのものも無かったのだろうとも思われます。
さらにGene Simmons Bandのメンバーは、70年代ロックのカバーバンドで、KISSの曲はお手のもの。
リハーサルなしでバシッと決めることが出来るなど、Aceにとっては実に楽なメンバーだといえます。
Eddie Trunkが今回の解雇の件についてコメントした音声を聞くと、GeneがAceのバンド、特にRichie Scarletについて、Aceより目立ちすぎていると苦言を呈していたという話が出てきます。
まあそれも嘘ではないですね。一時ライブ写真はAceよりRichieの方が多かった公演がありましたから。
だけれどアレは、Aceの太りすぎもおおいに関係していたと思いますよ、私は。
フォトジェニックじゃないんだもの。
まあそれはさておき・・・。
自分がスターであるバンドで無ければだめだというのがGeneの考えのようです。
それを言われるとAceは「分かってる、分かってる、対処してるよ」といなしていたようですが。
とにかく彼らは、そういう考えのGeneが見つけてきたメンバーだということになります。
そのことについてAceが実はどう思ったのかはさておき、バンドのラインナップは今までも定期的に
入れ替えてきていますし、いつかはこの変更はあったのではないかと思います。
また、来日公演を見た私個人の感想ですが、KISSファンであるGene Simmons Bandのメンバーが
献身的にAceを支え、Aceのちょっとしたミスを笑ってカバーし、盛り立てられて、Aceは幸せそうでした。とてもリラックスして演奏しているなと思いました。これが今のAceが求めているサポートなのかもしれない、と素直に思えたとき、やっと納得が出来たしだいです。
まあとにかく、これからもAceと共に、Scot,Richie,Chrisの活動を応援していきます!